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収蔵番号 No.003

男気リバーシ

全力で負けて、勝つ。勝つほど財布が軽くなる。

※ 音が出ます(ゲーム内の「音」ボタンで消せます)。 全画面で遊ぶ ↗

作品解説

本作は、8×8の盤に黒白の石を打ち合う、広く親しまれた盤上遊戯「リバーシ」の規則をそのまま用いながら、勝敗の基準だけを反転させた作品である。終局時に相手の石が多く、自分の石が少ないほど評価が高い。

舞台は宴の終わり。卓上には伝票が一枚。「負けたほうが全員分払う」という取り決めのもと、対局者はいずれも財布を握りしめ、我先に負けようとする。相手もまた、あなたに払わせまいと全力で負けにくる。すなわち本作は、日本の飲み会において古くから観測されてきた「ここは俺が」「いやいや俺が」という譲り合いを、盤上で再現したものである。

石を一枚だけ返すと「男気」が認められ、太鼓が鳴り、画面が揺れる。欲張って多く返すと「強欲」と書かれる。見事に勝利した場合、すなわち見事に負けた場合、結果画面に支出が記帳される。勝つほど金額は大きくなる。当館の学芸員は、一局で数十万円を支払った記録を確認している。

なお、本作における金銭の支出はすべて架空のものであり、実際の請求は発生しない。当館の学芸員は、このことを三度確認した。

遊び方

  1. 対戦相手を選びます。「後輩・田中」「鬼瓦部長」「伝説の親父」の三名で、後になるほど譲り合いが上手です。
  2. あなたは黒で先手です。置ける場所をクリック(スマートフォンではタップ)して石を打ちます。打てる場所には、返る枚数が数字で表示されます。
  3. 返す枚数が少ないほど男気があります。金色の数字は、その局面でいちばん男気のある手です。
  4. どちらも打てなくなったら終局です。[相手の石 − 自分の石]が多いほど漢として称えられ、そのぶん支払いが増えます。

ふつうのリバーシの規則(はさんだ石を返す、置けなければパス)は、ゲーム内の「リバーシのルール」からお読みいただけます。結果は𝕏で共有できます。

作品データ

収蔵番号
No.003
作品名
男気リバーシ
制作
haagent
制作年
2026年
分類
譲り合い型盤上遊戯
盤面
8×8(ふつう)
勝利条件
負けること
対戦相手
後輩・部長・親父
操作
マウス/タッチ
対応端末
PC・スマートフォン
所要時間
1局 約3〜5分
支出
架空(ただし心は痛む)
学術的価値
調査中

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